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人工知能

目標を持つことはいいことだ。しかし最近は事情が変わってきた。例えば東京大学に入りたいと考えた学生がいたとする。ハーバードでもいい。いま人工知能で東大合格を目指すプロジェクトが進行している。2016現在で大抵の大学合格レベルに達している。人工知能難関大学に合格するのも近い。さらにプロ将棋士になりたいと思った若い青年がいたとする。この青年の将来はどうなるか。まず人工知能があらゆるプロ棋士に勝つことになる。デープラーニングにより人工知能同士が競い合うようになる。次第に人間の知能では理解できない領域まで及ぶ。プロ将棋達はその対戦の分析するだけの存在になる可能性も否定できない。更に作家になりたいと志を高く持つものも多いであろうが、これも人工知能がすでに文章が書ける限り芥川賞などの文学賞受賞も時間の問題になる。重要なことは人工知能が新たな労働力になるという現実である。中国ではメールのやり取りを人工知能が行い、仮想の相手に恋をする若者も多いと聞く。これはもう人工知能で稼ぐシステムが出来上がっていることを意味する。人工知能はもはやプラットホームになりつつあり、周辺に新しく労働市場が生まれる。冒頭の問題。目標は人工知能の急激な進歩を考慮して決めざるを得ない。付け加えると、人工知能には身体が無いこと、当然ながら無意識もない。発見や発明には身体と無意識が大きく関与している。もちろん自由な遊びも難しい。フロイトの言うようにユーモアセンスも無意識の産物であるから人工知能には苦手である筈。アナログへの回帰は容易に予想できる。繰り返すと人工知能が今後大きな労働力になること。マルクスによれば労働力の結晶が商品になるから、賢い人は既に人工知能を使って儲けるビジネスを考えている。