一般知性の下落

AIの登場は否応なく人間の知的労働力の価値を下落させる。逆に上がるのは身体である。但しロボットで代替される身体ではない。

頭脳も勿論、身体の一部であるが、両者の関係は十分に解明されているとは言い難い。個人的には身体の意味さえ知られていないと思う。人間の強みは頭脳が身体と繋がっていることにある。無意識も身体からエネルギーを受けているとすれば精神分析が再び脚光を浴びる可能性が高い。

ロボットにAIが搭載され、知性を持った勝手に動く自律的機械の誕生となるが、人間と違い無機質である。無機質とはイメージとして液体とか肉に縁がないこと、及びAIは、今のところアナログではなくデジタルである。

ここまでは常識的な論理で導き出せるが、ロボットとAIの次の段階があるとすれば、これまでの常識がどこまで通用するのか判らない。

おのおの考えてみて欲しい。