スノーデン⑶

スノーデンの告発した内容を偽とするのか?

貧富の差ではなく、問題は能力の差にある。能力があれば、偽の情報を知りつつも真を嗅ぎ分けることができる。さらに、アメリカの行政機関の監視が問題になっているが、民間のgoogleAppleIBMMicrosoftFacebookなども同じようなことをやっているだろう。

もう一度!問題は貧富の差よりも、能力の差であり、高い能力に高度な知識が集まるという構図にある。そしてこれは加速する。

スノーデン⑵

ターゲットになる個人は、特殊な人間であるだろう。特殊な人間ほど危険だから、これは当然。アメリカの行政のトップと、例えばgoogleのトップとではどちらが能力が高いのか?愚問であって、おそらく連携しているものと考える。またスノーデンが生存中であるということは、情報の重大性は放っておいても大丈夫との認識。つまり、世界の国民と各国のメディアの能力を低く見積もっている。あるいは情報の撹乱により煙に巻いている。いずれにしろ平気でいるということはどういうことか?…つづく

スノーデン⑴

ロシアに亡命しているスノーデン氏が暴露した情報。第一に、アメリカの諜報機関は世界中の個人情報を監視できる状態にあること。第二に、それ故に、誰にもプライバシーがないこと。第三に、事の重大性を隠蔽し虚構に見せるために映画までわざとらしく公開されたこと。これほどまでに重要な事実がなぜ公に議論されないのだろうか?スノーデンはなぜ内部告発をわざわざしたのかとの問いに(嘘か本当か別にして)監視の肥大化をCIA職員という身分で体験し、もはや個人に自由がなく、自分はいったい何をしているのかとの念に囚われたからだという。まず諜報機関は、個人を悉く分類している筈。危険な人と安全な人とに。…つづく

作品美醜

どんな作品にも容貌の美醜や若さ、老いがある。さらにいうと脚やお尻だってある。さらにさらにいえば乳や陰部だってある。若さと美しさを作品に求めているのであろうが…ときに作品は屁を放つ=

使いこなす=成熟

何だかね。昔の文豪は言葉を使いこなしていたけれども、現代の作家は言葉に使われている。使いこなすっていうのは難しい。道具に使われている人間の如何に多いことか!例えば、若い女は自分の身体をも使いこなせないでいる。彼女よりも身体の方が多くを語っている。彼女が身体に乗っ取られていて身体の直接の主人になり損ねているとでも言おうか。楽器だってそう。使いこなせるようになるまでが大変。たいてい楽器に弄ばされている。楽器の方が偉ぶっている。そこで、結論!成熟とはおのれと道具のもろもろをつかいこなせる術を身につけた大人のことをいう。

メモ

引用する時間があるなら自分の頭で考えた方がよっぽどまし。他人の頭で考えて成功してもつまらない。代理や委任ではなく主体は自分にあること。主体からの発生がわたしの全体なのだから。

道草

レヴィナスの「全体性と無限」マルクスの「資本論フロイトの「夢判断」プルースト失われた時を求めて」など鞄に詰め込んで読む。

レヴィナス。同と他が出逢うときに存在が現れるのであって同という存在から他を見るのではないこと。他者との出逢いの瞬間に存在が明らかになる。これはマルクスの商品と貨幣の交換に似ている。労働力の結晶である商品が貨幣になるとき、労働力の抽象化がなされ一旦商品という存在形態をやめる。そこから命がけの飛躍を経て貨幣にたどり着く。貨幣になるまでに一旦存在が無くなる。レヴィナスの存在の瞬間的な現れを彷彿させる。他者は裸で存在をそれ自身照らしているというアイデアは面白い。誤読かもしれないが感動したのだから一応書いておく。ハイディガーの存在論と違い、他者を絶対的なものと見る。読んでいるうちに自分の存在が定まらず主体そのものを動かされる印象がある。