ポケモンGO

ポケモンGOの爆発的なヒットにも拘らず、関連企業の儲けは一時的かつ限定的になるだろう。というのはそれが貧困ビジネスだからで、富裕層は手を出したがらない。金持ちほど時間の貴重性をよく知っており、ポケモンGOはまさに時間の浪費以外の何ものでもない。しかも比較的若年層がするゲームであって、高齢者は先ずやらない。人口比率から見ても、またはせいぜい中高年の幼稚化を考慮したとしても、ポケモンGOのヒットは限定的だし、売上げも同様に限定的なものにならざるを得ない。但し注目すべきは、稀有な社会現象であることは確かでポケモンの人気と拡張現実的(AR)の融合に着目したのは新しい。依存性の高いゲームであるから、これからの動向にまたこの社会現象に対する行政の反応に興味がある。キャラクターの拠点となるところ、例えばマクドナルドなどの変化も観察対象となる。